昨日,お仕事から帰ると途中からではありましたが,「点と線」を見ました.
ラストのシークエンスで,池内さんと絡む宇津井さんの芝居ですが,
たけしさん演じる鳥飼刑事の死に関する話題になった時の,平生を保とう
としながらも堪え切れず,むせび泣く芝居を見た時に,僭越とは
思いつつも「この方も本当に大切な人を亡くした実体験がある方なのだ」
と得心いたしました.
昔,「スモーク」という映画のウイリアム・ハートに同じ泣き方を
見ましたが,その時は印象に残ったものの,不覚にもそういう解釈までには
辿りつけませんでした… . (^^;
円熟の極み,久々にベテランの芝居に感服いたしました.